2015年5月3日日曜日

子供の学校のボランティア






昨日、子供たちを学校に迎えに行く途中、我が家の方向に向かって何台もの消防車、救急車がサイレンを鳴らして走っていくのを見て思わずどきっとしてしまいました。
最近年なのか、ヘアアイロンをつけっぱなしで出かけてしまったりということが多いので気を付けないと。


こんな時は迷わずサンタクルーズの消防車のツイッターアカウントにアクセスします。
SC消防署のツイッターアカウント ▸▸▸ https://twitter.com/firedispatchsc


大抵の場合はどこで何があったのかがすぐに投稿されていて簡単に何が起きてるのかを知ることが出来ます。


この日は隣町のデボンポートでけが人がある事故が起きていたようでした。



以前も我が家のすぐ近くの道が封鎖されて黄色いテープが張られていたのでチェックしたら、家のすぐ裏の学校で爆弾脅迫騒ぎがあったと知りました。
幸いいたずらで済んだようですが、怖かったです。
その日は何かあったら怖いので子供を連れて少し遠くまで出かけました。




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さて話は変わって、先日子供の遠足の付き添いをした話を書いたので、今日は学校の両親のボランティアの話をしてみようかなと思います。



こちらの学校は日本の学校と違って、親が学校のボランティアをする機会がものすごく多いです。
州によっても違うのかもしれませんが、私の子供の学校は体育、図工、音楽、家庭科が教科に含まれていません。
こういうのはすべて各家庭の寄付から賄われたり、それらの教科は行われない学校もあります。



幸い私の子供が通う学校は熱心な親が多く、寄付の他に親が学校の終わりにベークセールをしたり(自分の家でクッキーやカップケーキを作ってきて子供たちや迎えに来た親に売る)、夕方にタコスパーティを開いてタコスを売って、そこで皆で夕飯を食べましょう!的イベントをしたりしてお金を稼いで、それらをこうした教科の先生を雇うお金に充てたりしています。



先日はアートのイベントが週末にあったので、こちらの日本人のお友達に手伝ってもらって折り紙を子供たちに教えました。今年は風車を作ったのですが、結構好評でしたよ。ちなみに去年は習字をやりました。


去年の習字イベントの様子です。子供たちはもちろん親御さんにも好評でした。

そのイベントでもメキシカンのお母さんたちはタコスやブリトーなどを作ってきた人に売ってお金を稼ぎます。



ベークセールの時はたい焼きを作って売ったりしたこともあります。中身はあんこの代わりにチョコレートチップを入れたらこれもまた好評でした。
学校には日本から来た日本人は私しかいないので、私=日本代表のようになっています(笑)
子供たちに日本の挨拶を教えたりして、少しづつ子供たちを日本好きにするようにマインドコントロールしているところです。
私に会うと「おはよー」って挨拶してくる子供たち、たくさんいてかわいいです♬



それらのイベントの他には週に一回クラスのボランティアもしています。
3年生になる子供のクラスでは先生の代わりに数学の宿題の採点もしています。
だんだん宿題に出てくる言葉も難しくなってきて、辞書を欠かさず持って行かないと理解できない問題も増えてきました。



この間は Trapezium という単語が出てきました。全然わからなかったので調べたら不等辺四角形という意味でした(汗)
もうそろそろ子供の勉強、全くついていけなくなるな~。頑張らなきゃ。



このボランティアを始めた時は採点は全部答えを渡すから心配しなくて大丈夫よ~とのことで始めたのですが、先生は朝はバタバタしていて「答えをください」って言えない雰囲気のことも多々あり、最初は内容も簡単だったことから答えをもらわずに自分で採点していました。
、、、、が、最近は内容も難しくなりヒーヒー言いながらやっています(笑)



たまーに採点していると子供のクラスメイトが私にスペルを聞きに来たりもします(恐怖)
まだ今のところ何とか答えられる質問ばかりで胸をなでおろしていますが、昨日聞かれた「ユニークのスペル教えて」の時は思わず一瞬考えちゃいました。
ああ、この年になっても常に学びだな~。
私も先生に頼み込んで3年生と一緒に机を並ばせてもらいたいくらいです。



その他には先日行ったように遠足のドライバーも買って出ます。
子供たちの学校はバスを借り切っての遠足の機会は本当に少ないです。ボランティアをしてくれる熱心な両親が多いので、その分浮いたお金は他のイベントに回すようです。
もちろんガソリン代等はこっち持ちなのですが、子供の交友関係が知れるいい機会です。
私は進んで運転手役を買って出ています。



私の車はミニバンなので毎回4、5人の子供たちと一緒に遠足に行きます。
こういう機会に子供がどういったしつけを普段されているかもよく見えます。
「Thank you Mrs. XXX」ってサラッと言える子は普段からきっとそうしつけられている子でしょう。
私もきちんと子供をこういう風にしつけないとな、って感心します。



狭い車の中で繰り広げられる会話は運転席まで聞こえてくるので、じーっと耳を澄まして運転しながら聞いています(笑)
女の子たちはこの年になると結構マセてますよね。
男の子たちはゲームの話とかかわいいもんです。
意外とうちの子は人気者なんだなーとか、意外と友達にやさしいんだなーとか普段見られない一面が見えて楽しいです。



遠足や、社会科見学は私の英語の勉強にもなるので、我が子と一緒に学生になった気分で毎回楽しんでいます。



アメリカで子供を育てている親ごさん、ボランティア活動、お勧めですよ。




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