相変わらず暑い毎日が続いていますが、街の風景はハロウィーン一色になってきましたね。
お家の前をデコレーションで飾る家が多くみられるようになってきました。
こっちの人は本当に遊びが大好きな人が多くて楽しいです。
大人も一緒になってイベントを楽しんじゃう姿勢、日本人の私も見習いたいなってこっちに来て思うようになりました。
というわけで今年は初めて家族全員で仮装しまーす！
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さて、話は変わり、今日は子供の学校の遠足で Resource recovery facility というところに行って来ました。
日本語ではごみ処理場かな。
リサイクルできるものはリサイクル用に分けて、それ以外はここアメリカでは埋め立てです。
日本は確か焼却でしたよね？
アメリカでもリサイクルの仕方は場所によって違うようです。
今回のブログで書くことはあくまでもサンタクルーズの場合に限ります。
サンタクルーズという街、私がここがどうしてこんなに好きかというと多分一番の理由としてエコ意識が高い人が多い、ということが挙げられると思います。
以前にもブログで書きましたが、エコバッグはあたりまえ。バルクコーナーという量り売りで食品を買う。野菜類はなるべくファーマーズマーケットで。家庭菜園も人気です。
洋服もなるべく古着を買うというお友達もかなり多いです。
そんなサンタクルーズでさえごみ処理場はゴミにあふれていました。
まぁ、ごみ処理場なんだから当たり前なんですが（笑）、それでもあのごみの多さにとてもショックを受けました。
サンタクルーズ、小さな小さな街です。意識が高い人が本当に多い街です。
なら他の場所でのゴミ状況は？大都市は？地球上では？？？
リサイクル、とても大切なことですが、リサイクルの前に私たちが出来ることがあります。
３つのRe と言って Reduce、Reuse、Recycle。
Reduce、つまりゴミを減らす。なるべくごみを作らない。ゴミの出ないような買い物をする。ゴミになりそうなものは買わない。使い捨てはなるべく減らす。
Reuse、再利用。ものを手に入れたとき。なるべくそれをゴミにしないで使っていきたいですね。
再利用できないほどシミになってしまった古い洋服を使ってパッチワークをしてみたり、ぞうきんにしたり、ヨーグルトなどの入れ物は夕食の残り物を入れるのに使ったり。
上手にアクリル絵の具なんかを使ってみると意外と良いインテリアになったりしちゃうものも有ったりするかもです。
お買い物の前にこれはゴミになるか、再利用できるか、をものを選ぶチョイスに加えていただけるといいなって思います。
そして最後に Recycle。ゴミをまた使えるものによみがえらせる。
ただリサイクル処理をする時には当然資源が使われるわけです。ゴミにするよりはましだけれど、なるべくならゴミがない生活を目指したいです。
これはゴミの仕分け場。まずは機械でゴミを分けていきます。軽い紙は上に飛ばされて、それ以外の重いものは下に落ちる仕組み。
下に落ちたごみはさらに人の手によって仕分けされます。空き瓶やヨーグルトの入れ物など、人の手によってこうして仕分けされていくわけです。なので家庭で出たゴミはきれいに洗ってから捨てるようにしましょう。腐ったヨーグルトが付いたゴミの仕分け、誰もしたくないですよね。
こちらは紙の仕分け。今回初めて知ったのですが、牛乳パックはサンタクルーズではリサイクルの分類には入らないとのことでした。
紙の上にコーティング剤が塗ってあるというのがその理由。場所によってはリサイクルしてくれる施設があるところもあるので、サンタクルーズ以外の人は自分の住む場所がどうなのか調べてみるといいと思います。
そして今回もう一つ私が初めて学んだこと。
このようなプラスティックは再生可能とのこと。スーパーでもらうビニール袋。カリフォルニアでは禁止になった所もかなり多いですよね。ビニールに指を刺してみて破こうとしたときにビニールが伸びて破けるようだったらリサイクル可能だそうです。
左側がリサイクル可能なビニール。
堅いビニール袋はリサイクルにしないでゴミ行きということですね。
また、お店でマフィンとかクッキーとかを購入して透明のプラスチックの入れ物に入ってくることが多くありますよね。入れ物にもリサイクルのマークが入っています。でもそれらはサンタクルーズではごみ扱いなのだそうです。そういった入れ物だけまとめて別に仕分けして、この処理場に直接持って行けばそういった入れ物専用の処理場に持って行ってくれるそうですが、その入れ物をリサイクルのゴミ箱に入れて出すのはこれからは辞めてください。
ビタミン剤、ヨーグルト、マーガリン等の入れ物はOKです！
ちょっと遠くて見にくいですが、これがリサイクルされずに最終的にゴミになったものが行き着く場所。つまりゴミの埋め立てです。ゴミ処理場の向う側にきれいな海が見えるのが何とも皮肉な感じです。。。。。
この広い埋め立て場、あと５０年でいっぱいになるそうです。
この５０年、長いと思いますか？あっという間だと思いますか？
５０年後今度はどこにゴミを埋める？
ちなみにサンタクルーズのお隣り町、ワトソンビルはもうすぐ埋め立て場は一杯になるそうです。
これと同じことが全米中で起こっています。
私たちの子供、５０年後どういった暮らしをしてるんでしょう？ゴミの上に家を建ててるかな。
それともうまくゴミと共存する方法を見つけてるかな。
もうこんなことは馬鹿げてるって声をあげる人が増えて今よりゴミが少なくなってる？
もうどうにもこうにもいかなくなってゴミに関する新しい法律が出来てる？
私たちに出来ることって何でしょう？
地球に何億といる人間が今の暮らしよりも５つ環境に気を付ける点を増やしてみたら？
地球はどんなふうに変わるでしょう？
いきなり家庭菜園を始めて、自給自足をして、古着だけを着て、って生活を始める必要はないと思います（理想的だけどね）。
私もやっぱり暮らしを、人生を楽しみたい。便利も好き。買い物も好き。
生理用品を家にいる間だけ 布ナプキン に変えてみるとか、外出用の飲み物はペットボトルを持たずに水筒に入れて持ち歩くとか（今はおしゃれなマグとかたくさんありますよね）、子供のおやつはなるべく家で作って携帯用の入れ物に入れて持たせるとか、近所の八百屋さんで包装の無い野菜を買うとか、入れ物を持って行って魚屋さんや肉屋さんで買い物するとか、、、、、
一つ、二つでもいい、こういったことを意識して増やしていってほしいし、子供にもきちんと教えていってあげてほしいなって思います。
ちなみにアメリカで一番多いごみの種類は食べ物なのだそうです。
全体の４０％だとか。
そしてその地球の裏側では食べ物が足りない人もいる。
今、カリフォルニアではかなり深刻な水不足も問題になっています。
そして、このゴミになった食べ物を処理するのにかなりの水が必要なのだそうです。かなり多くの水が。
なんだか負の連鎖ですよね。
これも個人個人の少しの努力で防げる問題ですね。
私たちの次の世代にきれいな環境を残しましょう。
このブログを読んでくれた方々が今日から一つ、二つのアクションを見せてくれることを切に切に願っています 💛
長いまじめったらしいブログを読んでくれてありがとうございました。
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